税務会計 フォアユー パートナーズ Do-ing

『会計力』が事業を育てる - 会計土木®の現場から

第71回 攻めの会計・守りの税務  はじまります

2011年11月5日
 攻めの会計とはどういうことを意味しますか。

守りの税務とはどういうことでしょうか。



攻めの意味から説明します。攻めとは、その事業に、前へ進む力があるかどうかをいいます。
攻めの会計とは、その事業の会計データから前へ進む力を読み取ることと、この力がない場合は、どのようにしてその力をつけるのか、の手がかりをつかむきっかけに会計を使うことをいいます。


守りの税務とは、事業から持って行かれる税金を最小限にして、税を払った残りの利益(税引後利益といいます)を最大にすることをいいます。

税法の規定の中には、その規程を使用すれば相当額の税金が少なくなったり、将来まで納税を見送ることができる規程がかなりあります。これを使うのと、使わないのでは大違いです。


これらの具体的なことは、メールマガジンで説明させていただきますが、要点は下記です。

会計:粗利益と在庫管理がポイントです。
税務:税務は会計をもとにして税金を計算しますので基礎は会計です。
    そのなかで会計と税務で扱いが違う資産評価が重要です。
   

第72回 攻めの会計・守りの税務  別の視点

2011年11月6日
 「事業家としては会計や税務よりもっと大きな視点で何が重要か、を考えています」

こんなご質問が多いです。目の付けどころを聞いておられるのです。

此の点につきヒントを差し上げます。


1、その事業は何を中心の商品(サービス)にしていますか。なんでもや、になってはいけません。中心の事業で競争に勝ち抜かなければなりません。すでに世の中では需要がなくなりつつある商品やサービスにこだわっていませんか・

2、資金が増えてゆきますか。事業をしていて長期的に資金が増えないのは欠陥があるのです。
借入をしても返済が終わったころにまた借入をすることの繰り返しでは、おカネの苦労のために事業をしているようなものです。
 おかねを追うのではなく、おカネは必ず後からついてくる。目の前におカネを見てはいけない、背中からおカネは付いてくる。古来言われた教訓です。いつまでも後からおカネがついてきてくれない、としたらそのわけを考えなければなりません。

3、事業がオモシロイか、創意工夫や勉強することがいっぱい出てきますか。いやいや事業をしてもため息ばかりになります。


10月29日のブログで「事業家」について述べました。上記も事業家向けですから?と思われる方もおられるかもしれません。事業家ではないかたも、そのおつもりでお読みくださればお役に立つかもしれません。

もう少し詳しいことはメールマガジンにて。

メールマガジンでは孫子の兵法の考え方が役立つ点では、簡潔に記します。

第73回 攻めの会計・守りの税務  事業経営の思想

2011年11月25日
 攻めの会計・守りの税務   事業経営の思想

混迷の時代には思想が大事です。

大げさなことではなく、自己の事業をするに際しての確固たる考え方です。

会計で事業の何を反映させようとするのか、
税を何故払うのか、全く払わない道をとるのも自由ですが、結局しっかりした繁栄には至りません。

税法は悪法であるという人もいます。確かに悪法ですが、悪法も法のうちです。踏み破ることの反動は大きいです。


会計では損益計算と財政状態を示します。

損益計算書の末尾には税引前当期損益が表示されます。ここを最大にするには税を最少限にすることが必要です。
貸借対照表では負債の部に未払法人税等が表示されます。この負債を最小限にすることは利益の最大化に繋がり、自己資本比率を高めます。

何が重要か、税金の負担を最小限にすることが、会社を強くする為に必須なのです。

事業をどう考えるのか、税の行く先である国をどう考えるのか、確固たるものが事業家には必要ですし、会計事務所にも必要です。


当事務所に、他の会計事務所から離れて移ってくる会社の申告書・決算書を見ますと、そこからは何のポリシ―も読みとれません。

多分無資格の所員に任せきりにしているのでしょう。

第74回 攻めの会計・守りの税務     事業家の盲点

2011年12月9日
 攻めの会計・守りの税務     事業家の盲点

おごり、傲慢さ、無知、必要以上のきっぷの良さ、贅沢、苦言を言ってくれる人がいない、などがありますが、自社の経理について無知なために成長できない場合をご紹介します。

ほとんどは良いひとですが、人間には出来心という魔がさすことがあります。
それは何処から来ているかといいますと、ちょっとしたきっかけからなのです。

そのような気を起させないのも事業家の度量でしょう。またそのようなことが起きないように会計事務所の協力で仕組みを作るのも事業家の仕事です。これからますます必要になります。

在庫の流用、現預金の私用、闇リベート受取り、経費の水増し、架空仕入れなどが代表格ですが、これが一つでも現実になったら、ハッキリ言ってすべて100%が事業家責任です。

会社の雰囲気も悪くなり、みんなが不幸です。

会計時事務所が警鐘を鳴らしても馬耳東風の事業家が多いのです。そのくせ事件が起こったらお前が悪い、と会計事務所を指さして怒ります。その人差し指の下の3本の指はおのれ自身をシッカリと指示しているのに。

それまで何も警鐘を鳴らさなかったならともかく、聞く耳を持たない事業家さんでは、どうしようもありません。

具体的な例と対策を、メールマガジンで、述べさせていただきます。

第75回 コラム:枝道・わき道   この年末に役立つ情報です

2011年12月21日

 1、年末調整で重要な変更がございます!

(1)扶養控除が変わります。
 ・38万円の控除対象になる扶養親族は16歳(平成8年1月1日以前に生まれた人)〜18歳の人に限られます。
 (16歳未満のかたは子供手当の関係で、今年から扶養親族にはなりませんのでご注意下さい)

 ・63万円の特定扶養親族は19歳以上23歳未満の人(昭和64年1月2日から平成5年1月1日までの間に生まれた人)
  に縮小されました。
 (昨年までは16歳〜23歳の高校生、大学生を持つ親は63万円を控除できましたが、今年からは高校生は63万円
  を控除できず、38万円に縮小されていますのでご注意ください)

(2)同居特別障害者と、同居でない特別障害者の控除方法が変わりました。
 詳しくは当所の税理士にお尋ね下さい。

 

2、年金所得者のかたは申告不要になりました。
平成23年分以後は公的年金等の収入金額が400万円以下で、かつ、その年金以外の他の所得が20万円以下の人は確定申告が不要になります。


3、更正の請求(払い過ぎの税金を取り戻せる制度)をできる期間が延長されました。


いままでは申告期限から1年間に限られていましたが、5年間に延長されました。
(平成23年12月2日以後に法定申告期限が到来する国税について適用されます)
税金を取り戻せる期間が大幅に拡張されました。これは大きな改正です。


4、タイ洪水被害に関する金融支援
政策金融公庫でセーフテイネット貸付窓口が開設されています。

5、終身ガン保険
法人契約の税務の取扱の見直しがされ、支払保険料の扱いが変更される見込みです。


6、相続税・電子遺言

平成24年には相続税・贈与税の見直し(課税強化)が予定されています。
 当所でも贈与のご相談が増えています。
先日NHKでも報道されました「電子遺言」は、当所でも取り扱っています。詳しくは当所のホームページhttp://www.fyi-ta.com/
の「電子遺言」をクリックしていただきますとアニメ版と改正画面とが選択できます。

 

7、投資:ハイイールド債にご注意!

これがバカ売れしているようです。証券会社はこれの販売に大攻勢をかけています。
 しかしこの債券は文字通りハイ=高い  イールド=利回り をうたっていますが、債券の発行元は信用力がないのです。財政基盤がしっかりしておれば高利回りでわざわざ発行しません(支払う利息が大きくなり損しま)。裏があります。クズ社債のあだ名もあるように、発行元が倒産すれば元も子もなくなります。このような商品を、資産家に向けて証券会社(窓口になる銀行も)は株価が低迷している現在、収益を確保しようと攻勢を掛けてきています。
 要注意です。


 

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