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犬式部:10月から値上がりもあり不安が広がっているね。特に景気と経済がどう 猫納言:それは結局、人間が年寄りになって収入が先細りしたり相続で世代交代し 犬式部:たくさん財産もっていても地盤沈下で価値が下がるものは怖いね。固定資 猫納言:今日はその話かな、、、
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今回は高齢化が進むわが国で特に注意する点に触れます。それは株式です。上場会社の株式ではありません。非上場の中小企業に株式を持たれている場合の注意点です。
<質問です>
Q1:株主であるあなたはその会社の経営者ですか・・・yes/no
Q:ハイの場合、いつまで事業をされますか・・・決めている/いない
Q:後継者(または後継者候補)はおられますか・・yes/no
Q:株主名簿はありますか・・・・・・yes/no
Q:株券を発行されていますか・・・yes/no
以上は入り口の質問です。
Qに沿って解説します。
<想定される事態>
経営者でいつまで事業をするか決めていないうえ、後継者もいない。そして株主名簿がなくて誰が株主か明らかでないうえ、株券を発行されている場合は最悪です。
どうしてかと言いますと、経営者のあなたに急なことが起こって後継者もいないのでは会社は空中分解しかねません。そのうえ株主が何人もいて連絡も取れない、株券が発行されていると誰が支配的なオーナーかも不明であるため会社の継続・解散などを決めることができません。
<対策と確認するべき資料>
1,株券の所在を確かめる<株券を持っている人がオーナーです>
2,定款の定めを確認する<株券不発行になっていないか>
3,司法書士さんに依頼して株券不発行に変更する手続きを依頼する<会社の成立時期によって適用規定が異なります。大事な点なので専門家に依頼しましょう>。
4,念のため法人税申告書別表2を確認する<株主の分布が分かるかもしれません>
税務当局から指摘を受けトラブルになった場合、知識と経験を生かして税務当局と調整・交渉を行ないトラブルの収束に努めます。損失を最小限にとどめるよう尽力します。