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木村栄昌
NEWS

新しい年になりました。

2025年1月14日

犬式部:早いもので1月も半分過ぎるね。少しずつ太陽の光が強くなってきて年の         
    暮れに比べたら気分が上向くね! 

猫納言:そうそう。ところでボスはお正月どうされてたか知っているか?

犬式部:私はボスの休養を邪魔したらいけないと思い、自分の寝床で過ごしてい         た。どんな日々だった?        

猫納言:お正月は学生ラグビーと衛星放送の西部劇を観るのがボスの定番だが今               年は西部劇の良いのがないので「ランボー」を元旦から5日まで毎晩見て             おられたよ。スカッとしたとおっしゃってた。

犬式部:単純な人なのねボスは。でも新しい企画をされると聞いたが。

猫納言:それに加えていろいろ準備をされてた。なにせ投資経営情報に加え               税理士として税の面からの裏付け情報も取られるようだから調べ物も多い            ようね。アメリカの大統領が変わることで為替、株式市場、金利、物価が            どう動くか、政治も税制も含めて大変な年になるらしい。ボスは上辺の情            報より根源まで調べるので時間かかるのョ。

犬式部:相談に来る人に応じるために、調べたり、先行きを予測するのが好き                なのよね。楽しんでされてる。古い顧客さんの中にはボスの予言のコピ               ーを大事にとってる人もおられるョ。ほとんど外れることはないらしい。             ところで「物語」はいつ始まるの? 

猫納言:下書きは数通りできている。メクッテ見たから。時代が激変するから流               れとずれた物語にならないように注意されている。というのも本の売れ行            きが最近良くなってきてるのでタイミングを見ておられるようよ。        

犬式部:ボスが来た。変わらず元気そうだね。

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冬の時代を
笑いで乗切るために
—これからの経済・世相に備える—

大変化・信じるもの・情報の真贋

来年からの大変動の兆しがいくつも出てきています。制度にほころびが目立って来ました。

一番信じられるのは自分です。周りに振り回されないで行動し対処しないとつまずきます。

シンプルに向かうための二つの関門を想定します。

1,会社清算前 整理手続
2,相続税申告前 整理手続

あらましの説明

身の回りで「それは本当になくてはならないものか」との問いを自分にしてみたばあい、不要なものに気づくことが多いです。

そのなかでも大きな仕組みで、これまでそれがあることを当たり前にしてきたものが案外気づきにくいものです。

その1:役目を終えた「会社」
どうしても会社の形態でなければなりませんか?会社であるため複式簿記の会計が必要になります。税理士や会計士への顧問料の支払いも生じます。

一旦、会社の形式をやめても困ることがないか、考えてみましょう。

不要な会社は淘汰される流れです。今は会社の解散・清算をするかたが多くなっています。会社のまま残しておいてさほど役にも立たず利益も生まないケースが多いです。

日本経済が上向いていた1970年 大阪万博から55年経ちます。事業を法人にするのはそのころのトレンドです。

今はどうですか?人口減少、教育の劣化から採用人材の質に問題があります。まして零細企業に人材が来る確率は低いです。

平成18年を境に採用人材の質が悪くなっています。私が運営していた会計事務所でもそのことは顕著でした。一緒に仕事をできるレベルではありませんでした。いまはもっと状態は過酷でしょう。

その2:銀行借入金
一つの考えとして、今仮に相続が起こったとします。資産がどれくらいあるか調べなくてはなりません。当たり前のように銀行に約束通り返済してきましたが、その借金はあなたの資産で返済可能かもしれません。

税制を初めドンドン複雑になってゆくばかりですが、その流れに同調しないで立ち止まってみましょう。

           次回に続く

(2024年11月26日)
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