Q:相続でまとまったお金が入るがどのように運用したらよいのか次の1~4を考えています。どれが適切でしょうか?
1,銀行の窓口でキレイな係員の女性が定期預金を勧めるのでそうしたい。
2,証券投資の本を読んだら自分でも儲けられそうな気がしてきた。一発ここで勝負したい。
3,犬小屋の下に札束をビニールでぐるぐる巻きにして埋め、誰にも話さない。老犬なのでその犬君が死んだら隠し場所に困るのが悩みです。
4,今後の円安・円高、国債の利回り、なども知ったうえで株式、外貨預金、Goldなどに分散投資したい。
正解は4です
1,全部を定期預金にされることは、まずい選択ではないでしょうか。円安はこれからも続き、国債発行高が巨額の国(我が国ですぞ!)の通貨は売られてゆきます。そのうえインフレですから定期預金の価値は目減りします。海外旅行に行かれてホテルに泊まり買い物をされると、円の価値が下がったことが分かります。
2,証券会社に頼むのではなく、ご自分で株式投資に挑戦されることは立派ですが、それなりの知識がなくては危険です。少額から経験を踏まれることがよろしいのではないでしょうか。
3,いろんなお考えがあります。なお2024年7月にお札の顔が変わります。1万円札は福沢諭吉先生から渋沢栄一氏に変わります。旧札も使えると報道されていますが技術進化が早い今時、無人ATMや券売機で旧札がいつまで使えるか?です。
4,一つのバスケットに全部の卵(投資資金と考えて下さい)を入れない分散投資は大事です。分散した元本の利回りのチェックをしましょう。投資された初めの金額合計(投資原価)と一定の日(たとえば大晦日やお誕生日など)の時価との差額(差損益)が投資原価に占める割合を金融商品ごとに知ることで金融商品の組み換えの判断にも役立ちます。
Q:相続でまとまったお金が入るがどのように運用したらよいのか次の1~4を考えています。どれが適切でしょうか?
1,銀行の窓口でキレイな係員の女性が定期預金を勧めるのでそうしたい。
2,証券投資の本を読んだら自分でも儲けられそうな気がしてきた。一発ここで勝負したい。
3,犬小屋の下に札束をビニールでぐるぐる巻きにして埋め、誰にも話さない。老犬なのでその犬君が死んだら隠し場所に困るのが悩みです。
4,今後の円安・円高、国債の利回り、なども知ったうえで株式、外貨預金、Goldなどに分散投資したい。
順番に説明させていただきます。
1,円安はこれからも続くでしょう。国債発行高が巨額の国(我が国ですぞ!)の通貨は売られてゆきます。そのうえインフレですから定期預金の価値は目減りしてゆきます。仮に海外旅行に数年後行かれてホテルに泊まり買い物をされると、円の価値が下がったことが分かります。全部を定期預金にされることは、まずい選択ではないでしょうか。
2,オッとアブナイ!証券会社にゆだねるのでなくご自分で株式投資に挑戦されることはご立派です。少なくとも売り買い500回の体験が必要と言われています。この間に損をされたり儲かったりのいろいろな実体験が資産です。簡単なことではありません。ボリンジャーバンドや一目均衡表などの見方やROE、PER、PBR、配当利回り、自社株買い、利益剰余金と有利子負債の比較、キャッシュフロー計算書の理解なども必須です。証券会社の選び方も重要です。知識がなくては危険です。一気に勝負に出るのでなく少額から経験をされることがよろしいのではないでしょうか。
3,ここは個性が出るところですから多くを書きません。以下をご参考にされてください。お札の顔が変わります。2024年7月を目途とされています。1万円札は福沢諭吉先生から渋沢栄一氏に変わることはご存じでしょう。旧札も使えると報道されていますが技術進化が早い今時、無人ATMや券売機で旧札がいつまで使えるか?です。福沢諭吉の前の聖徳太子は今も使えるそうですがコレクションとして価値が出てるとの話もありますョ。
4,一つのバスケットに全部の卵(投資資金と考えて下さい)を入れたら危険といわれるように分散投資は大事です。この場合でも分散した元本の利回りが上がっているかのチェックをしましょう。投資された初めの金額合計(投資原価)と一定の日(たとえば大晦日やお誕生日など)の時価との差額(差益)が投資原価に占める割合を金融商品ごとに知ることで金融商品の組み換えの判断にも役立ちます。
Q: これから金利は上がりますか
次の1~4から選んでください。
1,上がらない。物価高で苦しいなか政府が上げるようなことはしない。
2,アメリカ並みの高金利に達するまで金利は上がる
3,Goldが上がっているから反対に金利は下がる
4,債券相場が弱含みであるから傾向的に金利は上がる
A:当方の考えですが・・・・4であると考えます。
1は根拠薄弱、2は国の背景が違うのでは。3は逆では。4の弱含みの原因は複雑です。
日本の財政が苦しいので自国通貨の円が売られ円安です。
国債も裏では買い入れの努力がされていると伝えられていますが流れは金利が低いため弱含みです。すでに長期金利は上がってきています。国債を抱いている金融機関は資産内容劣化を避けるためにも今後貸出金利を上げる方向に見直すと思います。インフレが進んでいますから円預金の実質価値は今後も下がる一方、資産運用にも工夫がいるでしょう。
ゼロゼロ融資の返済が6月(令和5年)から始まっています。これからは正味の資金力が徐々に表面化します。更に物価高で利上げの気配が濃くなります。債券市場での国債の弱含みが引金になるかもしれません。
返済増加、金利高を視野に入れることが必要でしょう。
バラマキ政策のツケがこれから出てきます。