運用会計:
整理と反復が生み出す意外なチカラ
はじめのご説明
流れの速い時代に生きて
わたしたちが生きる現代は経済の仕組みが急速に広大無辺のように広がってゆきます。
広がりはタテとヨコに広がるようです。(広がってゆくことと、深まってゆくことは似て非なるものです。現代は広がるばかりで底の深まりは?と思います)
タテ軸には新しい金融商品が現われ、利用されます。商品の種類も随分と多くなりました。
ヨコ軸では国境を越えて運用がされるのが当たり前です。そのため投資に際してタテの目とヨコの目を開いて見なければ方針を立てることもできません。
おびただしい金融商品に加え不動産もいれますと大きな平原に立っていても目の前の世界が日々広がってゆくような気持になり、どう対応し、どう選択したらよいのか迷うばかりです。
このブログの目的
金融商品や不動産の売手でなく、専門業者でもない、それら商品の「利用者」の立場に立てば、何を選択し、どう運用し、元本を毀損しないで増やしたい、と思いますね。
このような人が、他人任せにしないで自分で判断し、その結果を自分のしたことと受け止めるなら、考えようによっては日々刺激的な面白いゲームの真ん中にいることになります。
筆者の私メも金融商品の専門家ではありません。投資体験も平均的な普通の人です。そんな日々にこれまでいろいろ工夫してきた技法と考え方をご紹介しようとするのが本稿です。
会計学の内容ではありません
私のAmazon本に「会計の不思議」ーイタリアから安土・織田信長へ 使うほど事業の先行きが見える₋の初めの14頁あたりに家計の財産目録の資産区分を見直すという項目が見えます。財産目録は財産リストです。誰にでも作れます。借方・貸方も出てきません。要は日々動く為替や利回り、お持ちの株式銘柄の寄付き、終値の動きなどの「情報」をどのように整理し兆候を知り、何に備えるかを見つけていただくことがこの項の目的です。
答えが書かれていることはありません。現代は手っ取り早く答えをパクることが流行っていますが本稿はご自分で実践される「道具」をあくまでご参考になればと思いご提供するものです。
遠い所へ行ったら自分がしていることが分かる
外国に行ってホテルに落ち着いて部屋の窓から外国の通りや街を見る瞬間から日本で自分がしていることが小さく見えて、やってることの全体が見えるようになる経験はどなたにでもあるようです。
別に外国でなくても違う町に行くと自分のしている全仕事が手のひらに乗るように、いとおしく、しかも、ワカリヤスクなり、何処がオカシイかも見える場合があります。
同じように投資行動の立体や断面を見ることができれば自らの手で修正することも容易にできます。小さなボートに乗って陸から離れてみれば海図のありがたさが実感できます。そんな海図(Chart) の自己作成にお役立てればと思います。